以前、何かの本で読んだだけなので、
はっきりと引用できないけれど、心に残っている言葉
それは「中世の終わり」の音は何か?ということ
人によっては、朝もやの中、公開質問状を打ち付けに行く若き神学生の足音だろうし、質問状を扉に打ち付けるその音そのものかもしれない。またはグーテンベルグの印刷機が初めて聖書を印刷するその音かもしれない・・・・・という内容だった気がする。
はっきりと引用できないけれど、心に残っている言葉
それは「中世の終わり」の音は何か?ということ
人によっては、朝もやの中、公開質問状を打ち付けに行く若き神学生の足音だろうし、質問状を扉に打ち付けるその音そのものかもしれない。またはグーテンベルグの印刷機が初めて聖書を印刷するその音かもしれない・・・・・という内容だった気がする。
もうすっかり原典を忘れてしまったけれど(ずっと「中世の秋」だと思っていたが、昨日読み返した分までではまだその話は出ていない)、この質問はずっと頭の隅にある。
朝もやの中のルターの足音・・・・それが東洋の片隅のjuliettaの考えるヨーロッパ中世の終わりの音だけれ、いかが?
同じように考えると、
「大世紀(ルイ14世治世下)の音」とか、「近代の始まりの音」なんていうのもあるだろうなぁ・・・・
大世紀の音は多分、多くの人が「宮殿造営の音」とか「戦争の音」というだろうけど、私にとって、ルイ14世はアムールの人だからして、泉水の湧き出る洞窟の音、かなぁ。
それと同じになんとなく、ゲーテは馬車の音・・・・モーツアルトこそ旅に生きた人なので馬車の音だろうけど、ゲーテはすべてを捨てて馬車で移動する人、というイメージが強いせいかも。
近代の始まりの音は多分、蒸気の音というのがやはり大半だろうけど・・・・
日本の中世の終わりの音って、何だろう?
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