帰宅途中の駅で、謎の集団をみた。
年のころは50代後半~60代半ばの熟年女性3人が、お揃いのアイボリー・ベージュのコート(ヒップ丈)とパンツ(くるぶし丈)を着て、左手に緑色の細い物干し竿(の様なもの)をもって電車から降りてくるのを目撃。
左手に持っている2本の物干し竿(みたいなもの。でも細くて長さも140センチくらい)と、その竿に貼られている「このポールは地球に優しい」というキャッチフレーズのシールも気になりますが・・・・
一番気になるのは、三人の服に張られているワッペン
三人とも、コートの右のおしりにワッペンを貼っているのであった・・・・
最初は「あれ、服に何かついてますよ」と声をかけようかと思ったのですが(何しろいい感じのオバサマなので、うっかり何かの上に座ったのかな?と思ったのですが)・・・・あれ?一人じゃない・・・・・え?三人ともおしりにワッペン
丸い赤地に白い紋章のワッペンが、右のおしり(に近いコートのすそ)に、くっついている・・・・それも三人とも・・・・
ワッペンがダイレクトにパンツのおしりについていれば別に気にならないんですが、ヒップ丈のコートの裾、しかも右側だけにぶらぶら、という感じでついているのはなぜ???
warum? wo ist here? wo bin ich? という感じ・・・・
何か強調したいところに貼りたいものだと思っていたワッペン・・・・意外な使い道?にびっくり!!でした。
以前街で見かけた側溝の蓋。
フツーはこんな感じですが・・・
ここになにやら文字がリピートで彫られている。
よくよく見ると 「Jinsei itarutokoroni seizan ari」という文が、延々と彫られている。
「ジンセイ・・・イタル・・・・トコロ・・・ニ、 セイザン・・・あり??」 「『人生至る所に青山あり』だ!!」
ふっと目を上げてみると、そこは街中の小さなお寺。マンガみたい、なよくできたお話でした。
東京は銀座線沿いの「稲荷町」でのお話。小さなお寺がひしめき合っている不思議な町です。
さて、今日のガーゴイル。
修道士の雨どい。
彼こそ、フライブルグ大聖堂一のガーゴイルではないかとひそかに思っていますが・・・・・
左手は口を広げて、”あっかんべー”をして、右手は局所にあてているわけです。
歯が痛い?それとも???
あるオールドミスの老婦人のもとに訪れたという伝説があるといいますが・・・・・
(なぜに若い女性のもとに訪れなかった?)
フライブルグの大聖堂のガーゴイルは、口から雨水(最近は酸性雨を)そのまま吐き出す。
ドイツ人は ”口から水を吐く” という意匠がすきなのか?
古い街のあちこちでの「水を吐く像」を見かける。
水のみ場ではヤギが口から水を吐く・・・・・・