昔読んで好きだった本、「ミス・ジェーン・ピットマン」。
南北戦争から1960年代まで生きたもと黒人奴隷の生涯を「一人語り」という形で書いた児童文学で、
今読んでもいい本だと思う。
ミス・ジェーン・ピットマンを読んで、南軍を「セセッシュ」といったことを覚えたし、
色々なマーチの名前も覚えた。
そして・・・・北軍進行の歌が、よく年寄りが歌っていた「東京節」だと知ったとき・・・・
いや、これはミス・ジェーン・ピットマンじゃなくて、映画評論家のエッセイで読んだのかな?
叔父(オペラ好き、デル・モナコ命!)が、鼻歌で「なーみちゃんたら、ぎっちょんちょんでバイノバイノバイ・・・」と歌っているのを聞くたびに「ナンセンスな歌」と思っていましたが・・・・・
「ジョージア行進曲」なんですよね。
(ここで聞けます)
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/tokyobushi.html
だからって、べつにどうってことはないはずなのに、「風とともに去りぬ」を見るたびに、
「戦争だ」と男たちが立ち上がるシーンで行進曲がかかるたびに、
私の頭の中では「ジョージア行進曲」も同時にかかってしまう・・・しかも「なーみちゃんたら」の歌詞で・・・・
レッド・バトラーがニヒルな笑みを浮かべても「ぎッちょんちょん」の曲が脳内で演奏を終えていないと台無しに・・・
大人になるって悲しい・・・・・・
この曲の作曲者が「大きなのっぽの古時計」の作者だった・・・・
今後、「風とともに去りぬ」に「おじいさんの時計」が加わるのかな・・・・・
南軍の行進曲、ディキシーはここで聴けます。
http://www2.netdoor.com/~takano/southern_film/dixie.html
いい時代になったもんだ(はぁ~)