juliettaのガーゴイル生活

アンナ・ボレーナの有名な狂乱のアリア。




夢と現とが入り混じり、正気に戻ったり、幻覚を見たり・・・・
美しくも悲しいアリアですが・・・・

私の　"生まれた"　あのお城はちょっと不明ですが、　”幼い頃過ごしたあのお城”　は、
このお城。Hever Catsle




今では結婚式もできるというのですが、悲劇の王妃のお城で結婚式って、幸せになれる？
人様の幸せにケチをつけるわけじゃないけど・・・・・

アンナ･ボレーナ（アン・ブーリン)は、恋人と分かれさせられた挙句に、結婚3年強で「姦通」の濡れ衣を着せられて、死刑になったわけでしょ？
その短い結婚生活の中で、流産も死産もしてるし・・・・
しかも旦那は1ヶ月もたたないうちに再婚してるし。
　　

初めてアン･ブーリンを知ったのは、確か小学生の夏休み。真夜中の映画枠で「1000日のアン」を見たのが最初だった・・・と思う。

　ちょっと気の強そうなアン。メアリーの暗殺を企てたり、というイメージには合いそう。

歴史の本なんかでよく見るアンはこんな感じの肖像で、なんだかイメージに合わなかったけど
・
　日本で最も知られているアンの肖像

Hever城ではさすがに美しいアンの肖像画が飾られているようだ。







　美しいアンの肖像。
　美人の姉、メアリかな？とも思うけど、ブルネットなので多分ちゃんとアン。

名アリア「私の生まれたあのお城」は、この美しいアンが、思い切れない初恋の人、ペルシとの愛の一日を懐かしんで欲しいですね。

このアリアの美しい解説はこちら
http://homepage3.nifty.com/operasuzume/AnnaBolena.htm